2006-02-12 [J] [長年日記]
わざわざ来て眠る人
今日は東京国際フォーラムにて住宅ローン減税を受けるための手続きについて不動産会社主催の説明会があって、寒い中参加してきた。
内容としては、住宅ローン減税制度のOver Viewの紹介という感じで、典型的(かつシンプル)な例を用いて一通りの説明を聞くことが出来た。実際には各個人でいろいろと事情が異なるので、今回得た知識をベースに手続きを進めていくことになるのだろうけど、そのように委ねてしまうのは参加者の質を考えれば妥当な線なのだろうなあ、と思う。
それはともかくとして不思議だったのは、隣の人が説明会の間ほとんど寝ていたということ。
このセミナー、日曜日の昼下がりに行われていて、当然希望者のみが参加。せっかくの休日、のんびりしたいのにわざわざ参加するのは、自分で調べるより、一通りセミナー形式で話を聞いた方がよいと判断しているからで、結果的には時間の節約になるからなのだろうと思う。
とすると、隣で寝ている人はなんだったのであろうか?わざわざこんなところまで来て寝て帰るんじゃ、あまりにも時間がもったいない。 よっぽど疲れていたのかな、とも思うけど、そうであればキャンセルして家で寝てしまえば良いのになあ。
まあ、誰もが日曜日に休みなわけではないので、勝手に想像するだけですが。激務で休日返上で働いていて、その合間に会社を抜け出して「ゆっくり寝るため」に来たのかもしれないし。
ウェブ進化論
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)(梅田 望夫)
梅田望夫さんの今後10年のWeb世界の展望。とてもわかりやすくWeb2.0の世界が語られていて興味深い。
ソフトウェアの世界ではオープンソースをはじめとしたネット上のコミュニティ形成の効果を肌で感じることが出来るのだけど、自分の属する半導体産業では、やはり実体のあるものを作ってなんぼの世界だけに(特にアナログ屋はね)、昔の産業構造から抜け出すことは容易ではないのだよなあ、と実感。
でも、情報化できる面については、徹底的に最新技術を活用してみたい。グーグルの中の人みたいな仕事が半導体屋にも出来ないものだろうか。