1998-12-26 [J] [長年日記]
プロゴルファー猿再開!
「プロゴルファー猿」と聞いて「ピン!」とくる人は私と同世代かそれより年上の輩だと思うが、なにやら「再開」だそうである。しかも、あれから20年たって、しっかり歳をとっての登場だそうで、「第二部」という感じである。雑誌は「ビックコミック」で、言わずと知れたオヤジ雑誌の最高峰である。 「プロゴルファー猿」というのは、藤子不二男Aこと我孫子素雄の代表作で、自作のドライバー一本だけで文字通りサルのように野性味あふれるゴルフを展開する漫画である。ただ、「プロゴルファー猿」と名乗るわりに、じつはアマチュアで、今回の再開で「プロテスト合格後に謎の失踪」という設定で、ようやくプロになったようである。
しかし、最近のビックコミックは「のたり松太郎」にせよ、随分と「再開もの」が多い気がするぞ。いいのか?そんなんで。モーニングでも「夏子の酒」や「部長・島耕作」が始まったし、やっぱり出版社も手堅い保守路線を行っているような気がするなあ。不況だからね、しょうがないのか。