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1996-10-27 [J] [長年日記]

No.2 洗車場にて

今日は洗車をした。7月以来だからずいぶん久しぶりである(こらこら)。マンション住まいゆえ、そこの駐車場では洗車が出来ないため、面倒にも近くのコイン洗車場に出向いた。

このコイン洗車場というのはコインシャワーみたいなもので、お金を入れると洗剤入りの水が出てきたりする機械が備え付けてある。ただ、その値段がけっこうする。たとえば、何とかコースとかいって、それだけで洗車が終わるコースとワックスを使うと1500円位する。貧乏な私は、最後のすすぎだけを400円の「水だけコース」を使用するつもりで洗車を開始したのだが、結局すすぎもバケツの水(水道はただ)だけで終わらしてしまい、結局1円も使わなかった。

「儲かった!」

といってしまえばそれまでなんだろうが、これでいいんだろうか?なんか非常にずるい気がしていい気分ではない。小1時間場所を占有していたのだから「場所代」として、100円でもとってくれればいいんだけど、これでは無賃乗車と同じことなんではないだろうか?「だったら水だけでも使えば」といわれても、そんな無駄なことはしたくないし......。

実際、周りの人もほとんどお金を使っていない。これで成り立っているのだろうか?成り立っているんだったら、それはそれでいいんだけれども、不思議なもんである。でも、少し考えれば利用者が必ずお金を落としていくようなシステムは容易に構築できるはずである。それをやってないんだから、お金を払わなくてもいいんだろうか?

結局よくわからないが、申し訳ないので、そこの自販機でコーラを買って帰った。きっと今度来たときもジュースの110円以外はお金を払わないんだろうなぁ。ああ、人間てなんてずるくて勝手なんでしょう。