2003-07-01 [J] 大邱−ソウル [長年日記]
辛い鍋
お客さんのところへ訪問したあとはお昼ご飯。ご飯のあとはソウルへ高速を4時間程度かっ飛ばして行かなければいけないので、腹ごしらえ。とはいっても、現地の人に運転してもらうわけであって、後ろに乗ってのんびりしていればいいんだけど。
それはともかくお昼ご飯。フグの鍋、ボクチリというものを食した。こちらの人たちは気を利かせて我々日本人向けには辛くないものを用意してくれたのだけど、「ぼくは辛いのでも平気だ」と言ったら、彼らの頼んだ辛い方を食するグループへ組み込まれてしまった。彼らから「これはすごい辛いから、地獄に落ちるぞ、おまえは」的なことを言われながら一緒に食したわけだが、これがあまり辛くなくて拍子抜け。
これは普段辛いものばっかり食べていたことで耐性が出来ているということなんだろうけど、本場モノより辛いキムチ雑炊を作って食してたのか自分はっ、というショックを受けたので、これからはもっとマイルドな料理を作ろうと心に誓ったのであった。
参鶏湯(サムゲタン)
その名の通り、朝鮮人参と鶏を煮込んだスープ。スープというよりは雑炊なんだけど、入っている餅米はやはり「具」という感覚なんだろう。鶏は丸ごと入っていて、かなり贅沢な料理である。
味付けは岩塩のみ、というシンプルなもので、鶏のうまみが存分に味わえる。栄養も満点で、日本のウナギのように夏場の体力維持のために好んで食されるんだそう。
お値段は15000ウォンということで、1500円くらい。日本で同じものを食べると数千円するそうなので、これは韓国に来ないと手軽には食べられないよねえ。今度から来るたびに食べることにしよう!
辛いものを食べ過ぎると腎臓に悪いと聞いたことがある。<br>お気をつけあそばせ。