2003-01-26 [J] [長年日記]
鉄道映像フェスティバル
この土日は青山のスパイラルホールで開催された鉄道映像フェスティバルというのに行って来た。簡単にいうと、過去の映像作品から鉄道に関連するところを集めて凝縮して紹介する、という催しである。
土曜日は「鉄路の昭和史」と題して、映画の上映前に流れていた映像ニュースの視点から鉄道の歴史を垣間見る、というもの。日曜日は往年の日活映画から鉄道のでてくるシーンを抜粋して再編集したもの、という構成であった。ちなみに、それぞれ第二部として海外のドキュメント映像が流されたのだけど、土曜日は「芸術性は認めるけど、ひどく退屈」な映像で、日曜日の今日は他にやることがあったので観ずに退出。観なかった映像がすばらしいものであったら悔しいところだけど、前回のこのイベントで観た「ハンネス、列車の旅」には及ばないだろ、と勝手に判断。
まあ、二部はともかく、一部の映像については本当に貴重なもので、できれば手元にDVDででも置いておきたいと思った。僕は基本的に新しもの好きではあるけど、昭和30年代などの、良くも悪くも不便だった時代というものに強いあこがれを抱いている*1。ゲストだった竹中直人が「なんでも新しくすればいいってもんじゃないのに」と言っていたのだけど、本当にそう思った。鉄道に限っていっても、正直昔ほど趣は感じられなくなっているしね(鉄道趣味というのはそのまま懐古趣味に繋がる側面があるので、年輩の鉄道ファンはみな同様の感を抱いているのだとは思うけど)。
まあ、とにかく、良い週末であった。
*1 これは自分の親の世代の青春時代だった、という事実にも強い影響があるんだと思う。
大阪国際女子マラソン
うちの奥さん、これに出場していたんだよね。こんかいは結局応援に行かれなかったのだけど、自己ベストを一分半ほど更新とのこと。いやいやすばらしい。
これから東京駅にお迎えなのであった。
なんだ、大阪いかなかったのか>たろさ
今回はね。次回は泊まりがけで応援に行く予定。