1998-12-29 [J] [長年日記]
美味しい炒飯を作ろう
炒飯というのは、「美味しんぼ」で山岡士郎が中華の料理人に対して「チャーハンを作ってみてくれ」とかいって試すくらい、まあ基本的な料理である。実際にチャーハンがまともに作れない中華の料理人はめったにいないと思うが、われわれ素人にとっては、美味しい炒飯を作るというのは、とても難しいことなのである。
基本的に、ご飯を炒めれば文字通り「炒飯」になるんだけど、たいていご飯がぱらっとしていなかったり、色鮮やかな感じじゃなかったりするんである。 話によれば、ご飯パラっとさせるのにはフライパンを巧みに操って、ご飯を直火にあぶればいいとか言われているけど、口では簡単に言えても実際にやるのは大変なんである。それを心がけてもなかなか思うとおりの炒飯が作れなかったわけね。
なんて思っているときに、TBSの「チューボーですよ!」という番組で「あんかけ炒飯」をやっていたので、街の巨匠の作る炒飯をじっくりと見させてもらった。 で、話によると、以下のようにやれば良いらしい。
- フライパンをギンギンに熱して、油を引く
- といた卵を入れて、半熟のうちにご飯を加える。
- 一気に混ぜて、フライパンをあおって強火で炒める。
- 具を加えて、味を整えて、出来上がり。
- この間、1分足らず。どうも半熟たまごにご飯をぶっこんで、ご飯をたまごでコーティングをするのが良いみたい。けっこう参考になる番組である。
忠実(?)に再現してみた結果、今まで自分の作った炒飯の中で最もうまく出来てしまいました。やはり巨匠はすごいっすね。雨宮塔子も出ているし、見なくちゃ損しまくりである(結局それかいっ)。