1996-11-01 [J] [長年日記]
No.7 リンガーハット
最近関東近辺でも急速に増殖している外食チェーンに、「リンガーハット」がある。
このお店、長崎名物のちゃんぽんと皿うどんを扱っているお店なのだが、私は大好きである。基本的には吉野屋的なイメージのお店で高級感のかけらもないが、そこそこのちゃんぽんを出してくれる。かくいう私は、親の実家があった関係で毎年のように１ヶ月は長崎で過ごしていた時期があって、そんなことから非常に親近感を覚える。
実際このお店、長崎ではほとんど東京の吉野屋のように乱立していて、一種不思議な光景を作っている。最近の長崎でのメニューは知らないが、本当に彼らは頻繁にちゃんぽんを食べているようである。
関東近辺のリンガーハットでは、ラーメンも扱っているが、これが白湯スープじゃないのが惜しいところであろう。実際、長崎でラーメンを食べると、博多ラーメン同様白湯スープなのだから、そこはぜひ取り入れてもらいたかったものである。
しかし、あのちゃんぽんというのはすごいもので、バカスカ食べても胃もたれすることがない。こないだ書いた「ギトギトラーメン」とはえらい違いである。野菜もいっぱいのっているので、栄養もある程度いいのだろう。吉野屋は女の子を連れてはいることは難しいが、リンガーハットならそんなことはない。安上がりに済ますにしても、いっぱい食べるにしても、かなり使えるチェーンであることは間違いない。一度行ってみてはいかがであろうか。（筆者はリンガーハットとは何の関係もありません）
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