秋葉原へ行く

最近、つくばエクスプレスの開業や駅前再開発で話題の秋葉原へ行ってきた。

ぼくにとってもっとも秋葉原が身近だったのは、今から14〜5年ほど前の大学時代に電器屋さんでアルバイトをしていた頃で、よく考えると完全に一昔前の話になっている。

その後も親しみのある街としてたまに訪れてはいたが、職場や居住地が新宿以西であり、ヨドバシカメラ等の量販店の台頭もあって、よほどのこと*1がないと秋葉原まで出てこなくなってしまった。

まあ、今回は「話題になっているので」という理由で、秋葉原ビギナー的なノリで出向いたわけである。

秋葉原に到着して、まずは名物の九州じゃんがらラーメンへ。相変わらずの大行列。このお店、バイト時代は時間をはずせば並ばずに入れたんだけどね。

向かいには流行のメイド喫茶が2店舗入っているビルがあって、ひっきりなしに人が出入りしていた。驚きなのは、いかにも、という感じの男性集団だけでなく、ごく普通のカップルや女性の集団も入っていったこと。

じゃんがらの隣はTWO TOPというパーツ屋さんだったのだけど、こちらは怪しいDVD屋になっていた。昔はこういう店は存在していてもひっそりと営業していたものなのだけど、あちらこちらにおおっぴらに店を開いているのはちょっとしたカルチャーショック。

お腹がいっぱいになったところで、駅前へもどる。直接ヨドバシへ行こうと思ったのだけど、どうやって山手線の高架線の向こうへ行くのかよくわからなかったのだ。

その途中で、ラジオ会館前の出口へ。ぱっと見はもっとも昔の面影を残している界隈だが、看板とか入っているテナントを見てみるとだいぶ変わっているのがわかる。昔はここに都営バスのバス停があったんだよね。

ようやくヨドバシへ。以前は青果市場の敷地だったんだと思うけど、駅前広場といい、ヨドバシカメラといい、よくこんなに広大な土地が余っていたものだと感心。

ヨドバシカメラに入店してみたものの、オープン後最初の週末、かつ3連休というだけあって、ものずごい混雑。なので、全部くまなく見るようなことはせずに、ベイダーブラックのMicrosoft Wireless Notebook Optical Mouseを購入して早々に退散。

今回の目的は、ヨドバシアキバの位置関係を確認して写真に収めてくることだったので、これはこれでいいのだ。

感想としては、電気街としての秋葉原はおそらくヨドバシカメラの進出によってある程度のダメージを受けるだろうなあ、ということと、秋葉原に渦巻くディープなエネルギーはヨドバシの出店ぐらいではびくともしないだろうな、ということ。きっと、ますます電気街とは言えなくなっていくのだろうな。