2000-04-09 [J] [長年日記]
11人いる!
ずいぶん前に「ダヴィンチ」の別冊でマンガの特集号を買ったことがあるのだけど、その中にマンガのランキングがあって、萩尾望都の「11人いる! 」というのが良いと書いてあって、それ以来、「読まねば」と思っていたのだけど、昨日、荻窪のBOOK OFFでようやく購入した。
で、深夜1時過ぎから読み出して、思いっきりはまってしまったのであった。ものすごく良質のSFで、もっとこのシリーズが読みたい!と心底思ったぞ。設定があまりにも深くて、「世の中には頭の良い人がいるなあ」と感心したりもした。名作といわれる由縁がよおくわかった気がする。これを機に、この人の他の作品もチェックするかと思う次第である。