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2002-12-07 [J] バーデン・バーデン その2

カラカラ浴場

バーデンバーデンは前述したように、温泉地である。

公衆浴場として特に有名な2件の温泉があり、そのうちの一つがカラカラ温泉。カラカラは別に日本語の乾いていることを意味するカラカラではないとのこと。あたりまえか。

この浴場は基本的に水着を着用して入浴する。いってみればちょっとだけ暖かいプールみたいな趣である。ところが、併設されているサウナは「水着着用不可」。もちろん、男女別ではなく、である。まあ、要するに混浴サウナということ。

で、勇気を出して、サウナにも行ってみた。入り口に水着を脱ぐところがあって、そこで全裸(って書くの恥ずかしいなあ)になって、いざサウナへ赴くわけである。後述するようにタオルは持参していくんだけど。

ちなみにドイツでは、サウナでかく汗は持参したタオルで受け止めなければいけなくて、床にダラダラ垂らすのは御法度である。老若男女関係なくサウナに入ることには抵抗がない割には、そのあたりはどうも神経質なようである。この辺はもうお国柄の違いなので、とやかく言うものではないのだろう。郷に入ったら郷に従えである。

フリードリヒ浴場

さて、こちらが有名な浴場のもう一方である。カラカラ温泉が比較的最近のスタイルなのに対して、こちらは伝統的なスタイルを貫いている。

まあ、要するに「水着着用不可」ということ。

ここで入場券を購入すると、まずは脱衣場へと導かれる。ここで、着ているものをすべて脱げ、ということになっていて、この脱衣場から浴場へ赴く際に身につけているのはロッカーのキー*1だけになる。

で、そのまま案内に従って1から確か13くらいまである順路を巡っていくわけである。その中にはサウナあり、風呂あり、というわけである。

さて、問題はこの日が混浴の日だったということ。浴場の建物の真ん中にある大浴場は日によって扱いが男性専用、女性専用、混浴と変わるらしいのだけど、とにかくこの日は混浴。

で、僕としてはそれはその大浴場だけのことである、と思っていたわけである。ところが、男性用のスチームサウナでボケーッとしていたら、後ろで女性の声がするではないか!どうも、女性は男性のエリアにはガンガン踏み込んでこれるようで、このあたりから女性がちらほら現れるのである。

(すみません、 心の準備が出来ていなかった僕は精神を落ち着かせるためにかなり苦労しました。)

その後は大浴場まで行ったわけだけど、目に入る人々がすべて白人の方々だったので、ある意味異空間であり、まあ、そいつらが裸だろうがなんだろうが、そんなものはみーんな非日常さ!と割り切れるのがせめてもの救いではあった。正直あれが全部日本人だったら、生々しくて落ち着いて入ってはいられないと思う。

ただ、まさに異空間と言えるあの「場」は、人間をよけいなしがらみから解放してくれる一つの「癒し」であるかもしれない。ドイツ人の夫婦と娘さん(もちろん二十歳前後の若い人です)が仲良く入りに来ていたりする?????と考え込んでしまう光景があるのも、そういった要素と......................................................、やはり文化の違いなんだろうなあ。

*1 腕にくくりつけるやつね


2004-12-07 [J]

狎鴎亭洞で夕食

「アプクジョンドン」と読む。地元の人はアップジョンという感じで発音していたけど。

ここはソウルの江南エリアでも屈指のおしゃれかつハイソな街らしく、実際にブランド物のお店や美味しそうなレストラン、BARなどがいっぱい。街並みそのものは韓国の街の域を出ていないので、いわゆる「景観」という意味ではやはり日本の同様な街の方が幾分洗練されている気はするけどね。

話によると、このエリアは物価もだいぶ高いらしく、なかなか近寄れない街とか。実際、他のエリアでは見かけないような高級車がうようよいるし、このあたりのアパートの家賃もかなりのものらしい。

でも、レストランやBARで食事をするのはさほど高いとは感じられなかったぞ。これはそもそも日本の物価が高すぎるからなのかもねえ。

まあ、とにかくソウルへ遊びに行くのであれば、ここは一度立ち寄ってみた方がよいかもしれない。明洞などとはだいぶ違った雰囲気が味わえることは間違いないのだ。