No.12 質より量

「質より量」というと、ちょっと違うかもしれないが、最近の消費者というのはその傾向が強い。家電製品を買うときなどはそれがもっとも顕著であろう。専門家がいて、親切に応対し、説明してくれるけど、ちょっと値段が高い店と、箱が山積みになって、バイトの何も知らない兄ちゃんが店員の、値段が安い店なら、迷わず安い方で買う。これは、消費者が、非情な買い方をしていて、街の電気屋さんがかわいそうだ、とよくいわれるが、果たしてそうだろうか？

現在の消費者にとって、電子レンジに対する十分すぎる説明が必要だろうか？もちろん必要な人もいるだろうけど、基本的にその需要は明らかに減ってきている。消費者も賢くなっていて、カタログでしっかり吟味して、安い店を探すという行動に出ている。それは、べつに身勝手な行為ではない。本当に説明が必要ないんだから。もちろん、ちょっと高い店でさんざん説明を聞いといて、安い店で買うという計画は言語道断だが。

電気屋さんの方もそこらへんをよく理解するべきであろう。説明要員があまるのなら、説明を必要としている市場に移ればよい。たとえば、今のパソコン市場がそうである。以前のようにマニアだけのものではなくなり、信じられないような素人が買いにくる時代である。安く叩き売るのも商売だが、真心込めてサービスをするという上では、現在もっともニーズがある市場のはずである。パソコンの勉強をする必要があるが、それぐらいの企業努力はするべきだろう。

いずれにせよ、このへんの見極めの差が、今の秋葉原の盛衰劇を物語っている。全体的に「質より量」の時代に向かっていても、新しく出てくる産業やブームには、必ず「量より質」のニーズがある。一般化するまでの勝負なんだけれども。

松葉杖

いやはや、自分の足を破壊するような行為をして、右足人差し指の剥離骨折などをやらかしてしまったわけだけど、このような怪我の場合、当然ながら「松葉杖」なるものを使わないことには移動が出来ない。

ちなみに松葉杖でぐぐってみると、「松葉杖で歩こう！」てなページが出てくる。インターネットって本当にどんな情報でも転がっているのね。

僕としては、このページに「松葉杖における雨対策」のすばらしい解決法を期待したのだけど、結論から言うと「極力外出しない」もしくは「濡れてしまうのは覚悟の上、如何に転ばないかが肝要」ということらしい。うーん、金曜日は雨が降るって天気予報が予告してくれているので、これはやはり会社さぼった方がいいんだろうか。

鴨なんばん

冷たいおそばより、温かいおそばがおいしい季節になりつつあるねえ。例年より暖かいとは思うけど。

良い天気だ

このところ良い天気が続いて、東京に住んでいる人は秋を満喫しているはず。こういう日はのんびりビールでも飲んで過ごすのが吉ですね。

「とれたてホップ 一番搾り」がおすすめ。でもやっぱりハートランドビールの方が良いかな。

レクサスを見かけるようになった

やはりお手ごろ価格(買える人にとっては)のISシリーズが発売になったからだろうか、街中でレクサスを見かけることが多くなってきた。

こないだ発売になったBMWの新型3シリーズを見かけることが少ないなあ、と思っているのだけど、もしかしたら3シリーズを買うような人たちがレクサスのISに流れているのかもしれないね。ISを見てから3シリーズを買おうと思っていた人もいたろうから、これから3シリーズも増えてくるのかもしれないけど。

それにしても、どうして高級車＝大排気量、大パワーになってしまうのだろうね。1500-2000cc程度で重量の軽い高級車とかがあっても良いのではないかと思うけどなあ。ヨーロッパだとそういうのもちらほらあるんだけど、日本では皆無だからね。レクサスにはそういう車も作って欲しいのだが。